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競馬旅行記 Part 9
2日目(ロンシャン競馬場)−凱旋門賞の前日−2006.9.30

パリの公衆トイレ  朝、7時半のモーニングコールで起こされて、中二階にある朝食会場に行きました。アメリカンスタイルのバイキングですが、前日にガイドさんが「特にチェックされないので、食べてきてください。」と言っていた割には、入り口でしっかり部屋番号と名前をチェックしていました。料理と言えるのはスクランブルエッグに、ウインナ、カリカリベーコンといった質素なものにパンが数種類に飲み物、フルーツといった感じです。まずくはありませんが、おいしいかと言うとそうでもないです。

パリで有名なムーランルージュ  昨日セーフティボックスの鍵をもらわなかったので、まぁ大丈夫だろうと貴重品を持って9時にバスで市内観光に行きました。ほとんどが車内からの市内観光ですが、エッフェル塔の写真撮影ポイントでは、降りて写真撮影をしました。10年ほど前にパリには来たことがありますが、ほとんど忘れていたので町並みを見ると、すごく新鮮でした。パリってすごくいいですね。古い町並みが歴史の重みを感じさせます。外国の人が日本の京都に来て感じるのもこういった重みなのでしょうね。市内観光の途中でユーロに両替に立ち寄ったのですが、10万円か20万円か迷ったのですが明日は両替はないし、当然競馬場の中にも両替所はないということなので(馬券の購入には現金が必要)今日は、馬券で勝負するつもりはありませんが、余裕を持って20万円両替しました。他のツアーの方々とは一桁違っていたようです(笑)

昼食の食卓  その後、レストランに昼食に立ち寄りましたが、ここも料理が出てくるのがゆったりとしたヨーロッパ時間(笑)です。武豊ファンのご婦人方は、別行動で競馬場に向かいました。ここで、ツアー客の男女比率なのですが、男ばっかりだろうと思っていた予想を裏切り、女性が半数くらいいるのです。ツアー客の人にいろいろ聞くと海外競馬ファンと、ディープインパクトファンと、武豊ファンがいて、武豊ファンというのがご婦人方なのでした。どうも、競馬場と旅打ちファンというのは、私だけのようでした。

エッフェル塔  ロンシャン競馬場に着くと、まず、セキュリティチェックでバッグの中を見られます。この時に、ペットボトルなどが見つかると没収されることがあります。(もちろん見つかればですが)その後帰りの待ち合わせ場所をガイドさんから指定されてから、指定席エリアに入ります。今回のツアーはゴール前の指定席という振れこみでしたが、スタンドのなかでも一番遠いエリアでした。これは、広告の不当表示か。ただ、メンバーズエリアである検量室も見えるパドックの出入りは出来ます。このエリアは、競馬ファンであれば夢のようなエリアで、目の前を騎手が普通に歩いています。これは、凄いです。まるで競馬関係者になったような気分です。

ロンシャンの検量室  競争馬がパドックから馬場に行くときは観客席の間の通路を通っていくのですが、この時に結果が悪かった騎手に観客が文句を言っているのは、日本の地方競馬と同じ光景です。競馬場のスタンドは、日本の大井競馬場ほどの規模で今日の入場者もツインクル開催のメインレースに近づいた大井競馬場の入場者といった感じです。これでも、通常のロンシャン競馬としては、異例の混み具合だそうです。驚くことに、競馬場グッヅのおみやげ屋にも日本語表示があり、特設の日本人客用の案内所と両替所まで特設されていました。「日本人よ、ディープの単勝馬券を記念に買って、仮に優勝しても払い戻さずに、お土産も買ってたくさん日本円を置いてってくれよ。」というメッセージがひしひしと伝わってきます。

馬場への通路  さて、スタンドの端っこにある指定席に座りましたが、すぐに雨が落ちてきました。この席は屋根が頭上ギリギリなので、座っていると雨に濡れます。とても座っていられないのでパドックに行きました。昨年も凱旋門賞を見に来たというツアー客の情報では、パドックで馬を見てからでは馬券を買う時間がないというアドバイスもあったので、レープロというより一行表示の出馬表を手がかりに次の4レースの場券を買いました。1−3−6の馬連BOXです。

4Rの馬連ボックス馬券  レースは一般席エリアの柵の前で見ましたが、とても微妙です。1着は3番なのですが、2着が写真判定で、結局1番と2番の同着でした。でも、いきなりの当たりで10ユーロが285ユーロになりました。ロンシャン競馬場は相性が良さそうです。その後5,6レースとはずし、7レースに日本のピアレスクコートが武豊騎手騎乗で出ていたのですが、さすがに条件馬がG2挑戦ではきついだろうと、はずして買うとなんと逃げて残って2着です。馬の力か騎手の腕か、明日の凱旋門賞の予兆か・・・いろいろ考えさせられますが、馬券ははずれです。次の8レースがこの日の最後です。

8Rの2着固定馬単馬券  レース自体は9レースまでありますが、交通事情も考えてここで帰ります。結果は、4番2番と来て、6頭立てなので馬単となり、2番を2着で流した馬券が当たったようです。ただ、ロンシャン競馬の払い戻し金額は、なかなか確定しないので配当は明日のお楽しみになってしまいました。それというのも、オッズは単勝しかモニターに表示されないので、予想配当もわからないのです。夢があるというか不便というかです。

 その後、バスでホテルに向かい大体予定時間にホテルには着きました。昨日は遅かったので借りなかったセーフティーボックスの鍵をデポジットで40ユーロを払いホテルのフロントで借りました。明日のロンシャンはかなりの混雑が予想されるので、パスポートなどはセーフティボックスに入れておくことにします。パリはスリが多いらしいですからね。

 今夜は、新オペラ座の近くでMixiの凱旋門賞コミュニティの人たちと待ち合わせています。初めての場所で、初めて会う人たちと待ち合わせというのもちょっとドキドキします。でも皆さん凱旋門賞を目的に来ているのですから、話は合うと思います。パリの新オペラ座の前で待ち合わせというのも、ちょっとロマンチックなシチュエーションですが、来るのはほとんど男ばっかです(笑)しかし、ホテルを出ようとしたら、急な雷雨になってしまいました。当初は、待ち合わせ場所のバスティーユがメトロで一駅の距離なので歩いて行こうと思っていましたが、これでは無理です。ホテルに傘を売っている様子もなく、小止みになって来るのをまってメトロで行くことにしました。メトロにはどうやって乗るのかはよくわかりませんが、前の人のやり方を見ればわかるだろうと駅に行き「バスティーユ」と告げると簡単に切符は買えました。その後切符を自動改札に入れてドアを押すと構内に入れました。後は表示に沿って行くと結構わかりやすくメトロに乗れて目的地に降りることができました。

メトロの入り口 メトロを降りてSortieと書いてある表示が多いので、これが多分出口の表示だろうと見当をつけ、待ち合わせ場所が、新オペラ座の隣のfnacの入り口ということなので、Operaの文字が含まれたSortieを出ると新オペラ座の前の出口に出ました。ただメトロを出るときには自動ドアを出るだけで切符のチェックをしていないので、メトロの料金は自己申告制なのか定額制なのでしょうね。定額制だとすると、私の発音が良くて切符が買えたのではないかもしれませんね。

リヨン駅  メトロの出口を出てからFnacの入り口に行くと、それらしい日本人の集団がいました。わかりやすくディープの勝負服シャツをかざしている人もいてわかりやすいです。遅れてくる人もいるかもしれないので20分ほど待ってから、7時50分にお店を探しに行きました。総勢14名なので入れるお店があるか心配でしたが、パリに一ヶ月滞在していた人の案内で、この辺では大きなカフェに行きました。土曜の夜というのにお店はガラガラで助かりました。各自飲み物、食べ物をオーダーしてから今日ロンシャンに行った人を中心に、パリの競馬をレクチャー(私も今日初めて行ったのに偉そうに話しました。スミマセン)しました。宴もたけなわではありましたが(笑)カフェを出て、カフェの前で全員で「ディープインパクト」コールをすると、カフェのフランス人のお客さんが笑顔で声をかけてくれました。ちょっと恥ずかしいですが、まぁ旅の恥はかき捨てということでこの程度はお許しくださいませ、フランスのみなさま。

 ここからは、メトロに乗ってホテルに戻りました。ホテルに入る前に隣のリヨン駅でビールかワインでも売っていないかと探しましたが、ありそうもないので駅の周辺を歩くと、お酒とスィーツ(チョコが多い)を売っているお店があったのでビールを買ってからホテルに戻りました。

 明日は、本来の予定では市内のレストランに寄ってからロンシャン競馬場に行く予定だったのですが、相当な混雑が予想されて開門時間も早まるという情報が入っているそうなので、予定より1時間早くホテルを10時に出発して、お弁当持参で競馬場に行くことになりました。なんでもバス300台が行くそうです。明日のロンシャン競馬場は凄いことになりそうです。そんな訳で、シャワーを浴びてビールを飲んで、11時にはベッドに入りました。明日はいよいよ凱旋門賞です。楽しみです。おやすみなさい!

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