3日目(ロンシャン競馬場)−いよいよ凱旋門賞−2006.10.1
昨日と同じ中二階で朝食です。ご飯に味噌汁の朝飯がちょっと恋しい感じですが、まぁ贅沢は言えません勝つまでは(笑)今日勝ったら贅沢な食事をしようと決めました。出発まで時間があったので、リヨン駅で競馬新聞PARIS TULFを探しますが、売っていません。売り切れのようです。競馬場でも売っているでしょうし、見てもフランス語ではあまり参考にならないというのが本音です。昨日の予定変更の通り、競馬場に行く前にオペラ座の近くの日本料理のお店でお弁当をピックアップしてロンシャン競馬場に到着しました。
バスの駐車場に行く時に、ロンシャン競馬場の正門の前を通るのですが、凄い人が待っていました。日本人が80%という感じでしょうか。正門前は、入場券を買う人の列がかなり長く続いていますが、招待券があるのでスムーズに中に入ります。(もちろんセキュリティチェックはありますが)11時30分には指定席に着きましたが、1レースは発走が2時5分とかなり時間はあります。まぁ渡されたお弁当を食べてから、競馬場内がすいているうちに、散策することにしました。
お弁当の中身は、おにぎりが3個に鳥のから揚げと玉子焼きというシンプルなものです。おにぎりは、コンビニで売っているものより大きくて、田舎のおばあちゃんがにぎってくれたような手作り感充分な逸品です。決しておいしくはありませんが、ロンシャン競馬場でおにぎりを食べるとは思っていなかったので、ちょっと素敵なミスマッチでした。
1レースが始る前に場内を歩くと7割近くが日本人という感じで、昨日も来ていたせいで競馬場内もちょっと見慣れたので日本の競馬場に外人が多いなぁといった趣きです。ゴール板前に行くと昨日の夜いっしょだったMixiの人たちもいました。レースが始まり、私も昨日より厚めに馬券を買いますが当たりません。昨日の7レースが8.8倍の当たりだったので、200ユーロほどのプラスがあったのですが、4レース終了時にはトントンになっていました。ただ、パドック横のメンバーズエリアに行くと、調教師、調教助手、ペリエはじめとする騎手や、○○修三や日本の競馬関係者やタレントなどがそばを行き交います。
PRESSのチョッキを着た人も日本人が数多くいますが、地元のプレスがいきなりインタビューしたりカメラを向けるフランス人が何人かいました。きっと有名な人なのでしょうが、私にはわかりません。ただ、男性はスーツにネクタイで女性はドレスに派手な帽子姿が多く、社交場なんだなという雰囲気はします。そんな雰囲気はともかく、日本での競馬と比べると圧倒的に情報量が少なく、じっくりパドックで馬を見て馬券を買うこともできずで、不利な条件が多い中でも、一発当てたいギャンブラー根性で5レース6レースと挑みますが、勝利の女神はどこかに行ってしまったようで、当たりません。
ロンシャン競馬場の馬券売り場は、購入する金額によって2ユーロ、10ユーロ、20ユーロと窓口が分かれています。一般席エリアでは、相当混雑しているようですが、指定席エリアには日本人も少なくそれ程混んではいませんでした。ただ、3レースの馬券を買おうとした時に窓口に日本の男性がいたのですが、例のお土産のディープ単勝馬券をかなり買おうとしているようでした。それからは、日本人が並んでいる馬券売り場の窓口は時間がかかるので、違う窓口で馬券を買うようにしました(笑)また、日本人は、7レースの凱旋門賞の馬券ばかりを買うせいか、3レース以降に馬券を買いに行くと「今やっているレースの馬券でいいか?」とか、「7レース?」と窓口で聞かれるようになりました。まぁ私も典型的な日本人の顔をしているの仕方がありません。
7レースの凱旋門賞も、写真を撮りたかったので前売りで馬券を買いました。前人気の高いのは、連覇を狙うハリケーンランと、前哨戦を買ったシロッコに、期待のディープインパクトです。私は前日の武豊のレース振りや、今まで見たレース展開に、過去の傾向、馬場状態、今日はずされる仮柵(仮柵は、別コースで行われる直線1000mのレース前にはずされます)などの条件を考えて、馬券はディープ絡みにしました。日本を発つ前は、ディープは応援するけど馬券は別物というような考えでした。しかし、昨夜に夕立はありましたが馬場の悪化はありません。仮柵もはずされて、ラチ沿いにグリーンベルト、出遅れさえしなければきっと武豊は後方待機ではなく好位から早めに抜け出す戦法に出るだろうと思われること。そうなった時に、天皇賞のように早め先頭で悪くても2着ははずさないと確信したからです。
凱旋門賞はスタートしました。ディープのスタートは良くて、道中かかったところもなく、武豊もインではなく包まれないように外に出しながらも好位につけています。4コーナーを回って長い直線に入りました。ここまでは、私の読みどおりの展開です。そして、追い出して先頭に立ちますが思ったほど差がつきません。クビ程度です。外からレイルリンク追ってきますが、私の目の前を通過したときはまだ押えていました。そこからターフビジョンを見るとレイルリンクに差されますが、もう一度差し返します。ただ、ディープもここまでで、再度差し替えされると差がつくだけでゴール前では、プライドにも差されて3着で終わりました。チカラの差なのでしょうか、日本に帰るとマスコミが騎手の乗り方や調教の過程などいろいろ言うのかもしれませんが、私は結果はともかく武豊の乗り方はベストだと思います。後方待機からディープの飛ぶような脚を見せることができる相手と馬場だとは思えませんし、ロンシャンで一度競馬を使っていればという思いはありますが、それもタラレバの世界でしょう。
自分の馬券が外れても、ディープが勝てば満足という気持ちが強かっただけに、とても残念です。レースが終わった後に何人ものフランス人や英国人などに、残念だったねという感じで話しかけられましたが軽く会釈するくらいしかできませんでした。とても疲労感が強く競馬場を出てバスまで歩いているときも、フジTVのクルーと若槻千夏が目の前を歩いていましたが、ふ〜ん歩いているんだという感じで何か現実味がありません。ホテルまでのバスの中も寝ていましたし、ホテルに着いても眠くてホテルの近くでサンドイッチとビールを買って部屋で質素に食事をして寝ました。えっ!馬券の収支ですか?土曜日が200ユーロの勝ちで、今日の日曜日が700ユーロの負けなので差し引き500ユーロの負けでした。日本円に換算すると・・・・・(ご勘弁を)
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